史上最悪!?な常務と
え?だれ?
振り向くとそこに社長と如月さんが立っていた。
どうして…?
「どうして君がここにいるんだ?」
社長は怪訝そうな顔をしてアタシを見る。
「あ…あの…」
どうしよう、
社長はアタシが退職したってわかってる。
なのにここにいるってことはかなりマズイ。
会社の食堂ならまだしもこんな会社の中心のような場所。
「君はもう部外者じゃなかったのか」
「カナタさんのこと、何か知ってるんですか?」
「え?」
如月さんがアタシを見る。
常務のこと知ってる…って?
どういうこと…?