リアル猫の恩返し


試しに腕を触ってみる。

「全然熱くないけど?むしろ風に当りすぎて冷たいくら...」

「きゃあぁぁぁ!!!」

來華が赤くなった頬をさらに赤らめながら俺の手を振り払う。

「ど、どうした?!発情期か?!」

「ち、、ちがうもん!あと、人を動物みたいにあつかわないでょ!」

「...ぷっ。來華ちゃんかわいぃ!」

「だからほめ...」

「?...お兄どうしたの?」

「..やっぱりだ。」

そういって俺は走り出した。

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