私と彼の1年間

翌日、私はできるだけいつもの調子でいようと心がけた。


コン・・・コンコン・・


ノックをして、少し経ってから祐の声が聞こえた。

「彩・・。今日は来てもらって悪いんだけど・・会えない。ゴメン。」


あ、一人でいたいんだなって思った。

だけど私はその事を無視して、勢いよくドアを開けた。

だってムカついたから。


「あたしっ・・・ずっと隣に居るって言ったよね!!?


 そしたら祐も・・俺もって!!言ったじゃん!!

 あたし、祐が好きだよ!!?

 祐のこと、支えれないかもしんないけど・・・でも!!隣に居るのと居ないのじゃぁ・・ぜんっぜん違うんじゃないの!!?



 ・・・一緒に居てって言ったのは仮にもアンタでしょーが!!」



勢いよくドアを開け、

大声で怒鳴り、

勢いよくドアを閉めた。



・・・良い子のみんなはマネしないように❤





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