また、明日。


あれ?

私の家が近づくにつれて徐々に横山くんの歩く速度が落ちていく。


不思議に思いながらも、彼に速度を合わしていったが、私の家が小さくながらも見えてくると、横山くんの足は完全に止まってしまった。



「横山くん…?」


すると、横山くんは私の制服の袖を掴み、俯いていた。


その姿はまるで迷子になってしまった子供のよう。



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