また、明日。


そんなことを気にしながら、マンションに設置されたエレベーターを待っていると、聞き慣れた声がした。


「…ほの、何にやけてんの?」


からかうような、声。


「…リク、久しぶりだね」


振り向くと幼馴染みのリクがいた。



< 37 / 58 >

この作品をシェア

pagetop