また、明日。


暫くして、身体がビクッとしたのと同時に、横山くんは目を覚ました。


「おはよ、…悪い夢でも見てたの?」

小声で話し掛けてみる。

すると、私を見た横山くんが目を見開くのが分かった。


「ほ、のか…」

私の名前を掠れた声で呼ぶ。


「ほ…、穂香、なのか…?」


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