イケメンばっかに囲まれて☆
一刻も早くここを辞めた方が…
苦労して特待生になったけど、もうダメだ…
家族が路頭に迷ってしまう。
そうま「特待生って、学費免除じゃない?」
「え?」
今にも吐き出しそうなくらい青ざめた私に救いの手が。
ケイ「あー、そうだっけ?トシ、次期理事長なんだからそれくらい知っときなよ。」
トシ「あー、忘れてた。」
「よ……よ……よ…」
トシ「ん?」
「よかったぁぁぁぁ!!」
私の安堵の叫びが寮に響き渡った。