正体不明の地味女


「でも、どんなに貴女をハッキングしようとしました…けどでませんでした」


ほらね?


「お前は何者なんだ?」


喋った!


「私は何者でもない」


「じゃあ、なぜ貴女の情報が一つもでてこないんですか?」


「…………ねぇ」


気になるな…


「貴方たちはなんで族に入ったの?」


「なんでそんな質問するんだ?」


「貴方たちを試すの…」


「……試す?」


「そう試すの…貴方たちが信頼できるかどうかを…」


「ふ~ん」


「もう一度聞くけど、貴方たちは何で族に入ったの?」


「そんなの決まってる……強くなるためだ」


「強くなってどうするの?」


そう…そこが肝心


氷雅「大切なものを守るため(です)(だよ)(だ)」


















< 29 / 54 >

この作品をシェア

pagetop