好きだよ
「人数1人足りないんだよー。もう誘わないからさぁ・・。お願いっっ!!」


光輝は頭まで下げてきた。

いやーただの合コンだろ?

そこまでするか・・?


まだ必死にお願いする光輝。

なんかだんだん俺が悪いことしてるみたいじゃんかよ。

なんとなく罪悪感っぽいのを感じた。


「あの超有名の女子校の高3だぞっ!?マジで来てくれよっ!」


だぁぁぁぁーーッ!!

もうダメだ。

俺ここまで言われると断れないタイプ。


「分かったから静かにしてくんない・・?」


光輝は今まで下げていた頭を上げてパァァッと笑顔になった。

「よっしゃぁっ!サンキュー孝弘!これでこそ俺の友だよ。」

「・・はぁ・」


俺はわざとらしく大きく溜息をした。

合コンか。

まぁ行ってみたいとは思ったことあるし・

まぁ良いかな・。


そんなことを思いながらだるい授業を受けた。
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