好きだよ
そろそろ森の木が赤く紅葉し始めてた頃。


その変化が起きた。


俺は日曜日だったため家でゴロゴロして過ごしていた。


普通に雑誌読んだり、


たいして面白くないテレビを見たり・・


普通の本当普通の日曜日を過ごしてた――


はずだった。



ピンポーンピンピンポーン・・・


誰かが家のインターホンを鳴らした。


騒がしい奴だなぁ・・。


今家には俺しか居ない。

めんどくさいけど仕方なくドアを開けた。


「どちら様ですか?――あ、真由・・。」


そこに立っていたのは紛れもない真由だったのだ。


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