好きだよ
真由はいつもならあまりはかないようなミニスカをはいていた。

ちょっと・・真面目にやめろよ・・。

似合いすぎだし。


でもこれぐらいしか思わなかった俺がバカだった。


「今日はどうした?」

「あ・・うん。あのね?報告する事があるの。」


ん?


報告?ってか何か報告するような事今まであったけ?

無いよな。

ずっと真由は俺にあんまり言わなかった気がする。

今更なんだろ?


「何・・?報告って?」

「あーえとね・・。やっぱり今までお世話になったしさ・・。」


そこまで言って真由は顔を赤くして黙り込んでしまった。

何?

何なんだよ?

早く言えよ――!!


俺の心がざわめき始めた。

嫌な予感がする。

俺のたいして当たらない勘。

でも変なところで当たっちゃう俺の勘―
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