好きだよ
あーーーーッッもう!!


むかつくーーー!!


真由が、


真由の好きな奴が、


そして――‥‥


俺自身が。


こんなのもう嫌だし。


片思いって最悪だな。


「孝弘君。私ね・・・」


今までなんにも話していなかった菊地さんが口を開いた。


そして俺は次の言葉を待つ。


でもなかなか言わない。


そして―‥‥3分くらいしてからまた口を開いた。


「告白したんだあ・・・。」


予想もしなかった言葉が


俺の心に響いた。
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