そんな彼女に惹かれて・・・。
そして、愛海と晃平は、仲良くランチをしていました。

「にしてもさあ、愛海と一緒にお昼食べるの久しぶりだな。」

「うん、ホント・・・。」

「愛海さ、今恋愛で悩んでるでしょ?」

「はあ?・・・な、何で!!そんな事ないから。」

「良いよなあ、素直で・・。」

「だから違うってば!!」

「良いんだよ、俺、愛海のそういうとこ好きだよ。」

「え?・・・晃平君。」

今、何て・・・。

「何かさ、愛海少しずつ変ってる気がするんだ。色々悩みとかあると思うけどさ、俺から見ると前向きに頑張ってるなって気がするんだ。だから、そういうとこ好きだなあって・・・。」

「晃平・・・。」

「女の子は、恋して綺麗になるんだよ。愛海は、そういうタイプだからさ、とにかく頑張れよ。由梨と何があったかはあまり聞かないけど、時間が解決してくれるよ。何かあれば俺も話聞くからさ、元気出せよ、な?」

「うん・・・。ありがとう・・・。」

「いーよ。俺にとって愛海はマスコットだからさ♪」

「ま、マスコット?何それー(><;)」

「だから、それ位可愛いくて大事だって事?良い?」

「うん。分かった・・・。」

「ほら、食べようよ、冷めるよ?」

「あ、うん、そうだね。」

晃平の何気ない優しい言葉が愛海の心を丸くしたのです。

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