そんな彼女に惹かれて・・・。
そして、翌日・・・。

由梨と愛海は、仲直りして直樹と隼人もいつもどおりに。

それを見ていた玲奈と淳也。

遠回りしたけどこんな恋愛が彼ららしいなと思い微笑んでいた。

愛海は、仕事を終わらせて直樹との仕事帰りの初デートをしていた。

今までにない位嬉しい気持ち。

「ねえ、直樹!あたしのどこに惹かれたの?」

「お前ね、今そんな事聞くか?」

「もー!!お前じゃないよ!!ちゃんと名前で呼んで。」

「・・・(///)愛海の・・明るくてストレートで。」

「で?他に何かあるの?」

「男っぽい所(笑)」

「なにー!!!(笑)酷いなあ・・」

「うわっ!!叩くなって(笑)」

愛海は、直樹とじゃれあっていた。

すると・・・。

「ほら、これ持っとけよ。」

「何、これ?」

「良いから開けてみな。」

それは、愛海と直樹がデートした時、ロフトで買ったしゃもじだった。

「え?何で今こんなの持ってるの?」

「愛海に持っててもらいたいんだ。」

「あたしに?」

「ああ。俺が今度愛海の家でご飯作るからその時用に置いといて、ずっとな・・・。」

「うん!!・・・ありがとう!!」

喜びいっぱいの愛海。思わず涙が出てしまった。

「出たよ、泣き虫愛海(笑)」

「違うー!!」

「よーし!今日は、思いきりはじけっか!!」

「うん!望むとこだよ(笑)」

2人は、手を繋ぎながら新たな道を歩み始めた。


お互い最悪な出逢いが最後になり上手く結びついた。


誰もがする恋愛だけど、いつでもどこに居てもありのままの自分で居たい。


いつまでも君との出逢い大事にしたいから・・・。
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