君とうちの物語
そんなうちが
人にを好かれたいって
思う訳もなく

増えていく腕の傷痕。
加速する自分が嫌い。
胸に広がる罪悪感。

苦しんでいるのに
うちはうちを
止めることが
出来なかった。

誰にも相談出来ずに
毎晩血を流していた。

でもね。

君のお陰なんだよ。

うちが少しだけ
前に進めたのは。

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