僕らはずっと片思いのまま…
ま、いいけど
「あのすみません。真人呼んで貰っていいですか?」
「なんだ俺に告りに来たのかと思ったわぁ。渡辺ぇー!菜緒ちゃんが呼んでんぞー」
告るわけねぇだろが!!!
って言うあたしの叫びは心の中で留めときました☆
「菜緒。なんでいんの?」
「今日世界史忘れちゃったから教科書類貸してくんない?」
「まじで?一年赤木の授業だろやばかったな。はいこれ」
真人は自分のロッカーから教科書を取り出してあたしに渡してくれた
「ありがとうっ!じゃああたし教室戻るから。ばいばいっ」