ようこそ片思い恋愛相談所へ!
「先生が大学二年の頃に四条さんが同じ大学の四年にいらっしゃって確か半年くらいで別れた記憶があります」

って高砂さんのデーター力って半端なくない?さすがサイボーグ

だけど…予想はしてたけどやっぱりショックだよ

落胆を隠せないでいると

「過去の話ですよ。そう露骨に落ち込まれるといじめがいがありませんね」

と高砂さん

そうだ…この人S属だった…

「それに…」

「それに?」

高砂さんはニヤリと笑うと私の顎に手をかけ上を向かせそのまま頬に手を這わせる

普段と違う高砂さんの雰囲気に飲み込まれ私は動けないでいた

「先生のことばかり気にしているあなたをみるのは実に面白くない」

と言って顔を近づけてくる

えっ…

なに?

キス?される?

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