ようこそ片思い恋愛相談所へ！

「瑞季くんは結局、私の事を一度もちゃんと見てくれなかったわ」

「そんな事…」

「いいえ、私にキスするときも私を抱いている時も瑞季くんはいつも私じゃない誰かを求めていた。あなたの目は常に他の誰かを探そうとしていた」

「あかりさん…」

あかりさんがそんな事を思いながら付き合っていたなんて…

「だけど漸く見つけたみたいね？あなたちゃんとあの子を見ているわ」

「そんな一瞬見ただけで解るんですか？」

「解るわよ。女の勘をなめちゃダメよ。痛い目みるんだから」

と明るく笑うあかりさん

上層思考の彼女に当時のオレは答えれなかったけど

短い間でも付き合えたこと無駄じゃなかったのかな

その後、あかりさんの二人の恋の相手の話を色々聞いて

言われっぱなしもなんだからオレからも彼女に反撃してみた