ようこそ片思い恋愛相談所へ!
瑞季さんは起き上がると床に正座をした

私もつられて慌てて正座する

正座して向き合って座る二人

そして

「オレは神戸美月として小説を書くのはやめようと思う。これからは神戸瑞季としてやっていきたい」

私は黙ったまま話を聞く

「オレはアンタの事が好きだ」

「えっ…」

突然の告白に一瞬で心拍数が上がりだす

「だけどこれからのオレはどうなるか解らない

神戸瑞季として小説で飯を食っていけるのかも想像がつかない

それでもオレはアンタにオレの気持ちを伝えたい

叶、愛してる。ずっとオレの側にいて欲しい」
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