ようこそ片思い恋愛相談所へ！

「先生、手を引くも何も最初からそんなつもりありませんよ」

「はあ？だけど好きだって自分のものにしたいって…」

「好きと言っても恋愛感情の好きだとは一言も言っておりません。むしろ妹に抱く感情と同じです

ただ、どうもあの手のタイプを見つけると私のＳ心が反応してしまい

苛める対象としてものにしたいとは思いますが

中々先生の様な物好きには…おっと失礼」

何だよ、それ

オレ一人が熱くなってたって事か…

ガックリきていると

「先生、私の編集者としての力を見くびってはいけませんよ

腰の重い先生をその気にさせるにはこっちもそれなりの事をしなければならないんです

その甲斐あって、こうして先生はまた一つ前進出来たワケで…

これぞ、私の編集者魂です！」

というワケだ

だからオレが授賞式を抜け出したくらい編集者魂で何とかしやがれっつーの！