ようこそ片思い恋愛相談所へ!
叶は何も言わず首を横に降る

オレは叶をそっとベッドへと押し倒す

「瑞季さん…私、こういう事…」

叶が緊張した顔で言う

「ああ、解ってる。何も考えなくていいから。ただ、オレだけを感じていて…」

オレは叶の肌に優しく唇を這わす

オレの手が全身を動く度

叶の口から甘い声と吐息が漏れる

叶は自分でも初めて聞いたであろうその声に驚いて

恥ずかしいと言うと口を固く結んだ

「大丈夫。叶の声もっと聞かせて。オレだけの為にもっと鳴いて…」

吐息混じりにオレが言うと

叶は頷きそっとオレの体に腕を回した

叶の反応は一々可愛くてオレはますます夢中で抱く

叶の全てが欲しい

叶をオレだけのものにしてしまいたい
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