ようこそ片思い恋愛相談所へ!
結構、そのブログが好評でアクセス数も日に日に増えていて

古本屋にも紹介した本を求めて少しずつお客さんが来るようになってきた

「興味深い本のチョイスをしていて実に面白いと思いますよ」

「高砂さん…」

ブログ、チェックしてくれてるんだ

それに、そんな風に思ってくれていたなんて…

「まぁ編集者の目から見れば大したことありませんけどね」

ガクッ…持ち上げてから落とされるとへこみ激しいんですけど…

私の落ち込み具合を見てご機嫌の高砂さん

「高砂さん、コイツで遊ばないでよ」

そう言いながらいきなり瑞季さんが後ろから抱きしめてきた

び、びっくりだけど、うれしい…

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