ようこそ片思い恋愛相談所へ!
「先生、そんな狭い心だと小説の世界観広がりませんよ」

「別にいいよ。オレと叶二人だけの世界で十分。なっ叶?」

「瑞季さん…」

そんな二人だけの世界なんて甘すぎます

私、瑞季さんの愛で溶けちゃうかも…

「叶…」

私の目の前には瑞季さんだけ…

「先生…」

じゃなかった

サイボーグ高砂もいたんだ

「その続きは原稿を仕上げてからにしていただけますか?それにもうすぐうち以外の出版社も原稿とりに来ますよ」

サイボーグ高砂に引っ張られながら瑞季さんは書斎へと戻った
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