ようこそ片思い恋愛相談所へ!
それから、何日か過ぎて約束の日時になり、依頼者の女子高生がやってきた

「どうぞ」

ソファーに座る依頼者にお茶を出し私も瑞希さんの隣に腰を降ろした

「あなたのお気持ちよく解ります

確かに好きという気持ちは誰にも抑えられませんよね」

と優しく笑みを浮かべながら話す瑞希さん

えっ!えぇぇぇー!?

この前私には違うこと言ってたじゃん

じゃぁ結局、彼女に告白をすすめるって事?

って言うか私に話す時と声のトーンも眼差しも違うくない?

私が怪訝そうな顔で瑞希さんを見ると

一瞬、こっち向いたかと思ったらめちゃくちゃ睨まれた

しかも彼女からは見えない死角でね

ヒィーっ、こ、怖すぎです
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