ようこそ片思い恋愛相談所へ!
彼女はサインをするとちょっと言いにくそうに
「あなたは所長さんの彼女さんですか?」
と聞いてきた
へっ!?彼女?
「ち、違います。私は雇われの身で彼はただの上司です」
「そうなんですか。良かったぁ」
と心底ホッとしたような顔をして胸を撫で下ろす
はぁ?あんた、確か切ない片思いの相談で来たんだよね?
ずっと彼のこと思い続けてたって
それで
告白するかしないかで迷ってたんじゃなかった?
なのに
何で?私が彼女じゃなくて良かったってなるの?
私がポカーンと口を開けて驚いていると
「世の中には素敵な人っていくらでもいるんですね
私、片思いの彼の事対して好きじゃないのかも
恋に恋してただけなのかもしれない」
所長さんによろしくと彼女は来た時とは別人の様な明るい笑顔で去って行った
「あなたは所長さんの彼女さんですか?」
と聞いてきた
へっ!?彼女?
「ち、違います。私は雇われの身で彼はただの上司です」
「そうなんですか。良かったぁ」
と心底ホッとしたような顔をして胸を撫で下ろす
はぁ?あんた、確か切ない片思いの相談で来たんだよね?
ずっと彼のこと思い続けてたって
それで
告白するかしないかで迷ってたんじゃなかった?
なのに
何で?私が彼女じゃなくて良かったってなるの?
私がポカーンと口を開けて驚いていると
「世の中には素敵な人っていくらでもいるんですね
私、片思いの彼の事対して好きじゃないのかも
恋に恋してただけなのかもしれない」
所長さんによろしくと彼女は来た時とは別人の様な明るい笑顔で去って行った