ようこそ片思い恋愛相談所へ!
結局、あたふたしていたのは私一人だけのようで

高砂さんも瑞希さんも普通だった

まるで何もなかったかのように

そっか、何かあったと思ってたのは私だけで

二人にとっては何て事ないんだ

···

何かすごく複雑な気分なんだけど

その後もサイボーグ高砂の猛特訓は続き

そのお陰で、短期間にも関わらず私の料理も何とか様になってきた

「高砂さん、味みてもらえますか?」

とスプーンを差し出すと高砂さんはそのままそれを口に入れた

「ん、旨い。見た目はイマイチですが味は合格」

「!!!」

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