ようこそ片思い恋愛相談所へ！

「迷惑だなんて。私がもっとお料理とか出来ればいいものを…」

「確かに。本当にそうですよ。あなたはご自分の将来どうなさるおつもりです？」

あっまたいつものサイボーグ高砂にもどってる

「ただ、今回こうしてあなたに料理を教えていると

妹達と一緒に夕飯の支度をしていた頃を思い出します

それで先日もついあなたに失礼な事をした

申し訳ない」

と目線を反らす高砂さん

「い、いえ大丈夫です。私一人っ子なんでお兄さんがいたらきっとこんな感じなんですね？」

何か言わないといけない気がして言ってみたら

「そうですね。但し、今回は婚約者ですからね。くれぐれもお兄さんって呼ばないように」

って笑いかけられて私はそれ以上何も言えなかった

自分でもどうしたらいいのか解らないくらい鼓動が早く動いていたからだ