you know,I love you
はぁ、はぁ、はぁ・・・



たどり着いた場所は、closedの看板が下げられていた。









な、なんでここに来ちゃったんだろう・・・





そこは昨日一日の大半を過ごしたカオルさんのバーだった。





「いるわけないよね・・・」



思わずポロリと口に出してしまった。




「・・・あれ?キミおとといここでつぶれてた・・・」


突然後ろから声をかけられて、あたしはビクリと体を震わせた。



だ、誰・・・・?


おそるおそる振り向くと、そこには品のいいスーツ姿の男の人が立っていた。


カオルさんとは違って明るい雰囲気を醸し出している。
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