待ってて
失わないよう
あれから私は、毎日孤独を感じていた。
でも、段々と先輩とのあの時間を忘れてきたような気がする。
そのうちに私の中から津野田先輩という存在が消えていった。
たまに思う。
またあの日々に戻ってみたい。一回だけでもいいから、一言だけでいいから、話したい。思い出すと、ついたくみにあたってしまう。でも、ある日また私はたくみに怒っていた。「なんで?なんであんなことしたの?」いつもなら「うん」しか言わない。だが今日は違っていた。
「なんでって?見てると嫉妬してしまうんだよ。いっその事、噂作って、離れさせようとした。」
何を言ってるのかわからない。けど、やっと口開いてくれた。
「なんで、嫉妬するの?」誰に対して、そう言ってるのか分からなかった。
「お前が好きなんだよ・・・・」
私は聞いてないふりをした。
意味が分からない。 聞いてないふり。
次の日も、聞いて無かった事にして、普通に過ごした。
でも私は気になってしょうがなかった。
私が中学に入って好きな人、出来た事なかった。
だって、ケン以外の男子とは、あまり話しかけない。
ケン。
本名は、石原拳矢。 名前の1文字を取った。
ケンとは、幼馴染み。毎日一緒。
でも、段々と先輩とのあの時間を忘れてきたような気がする。
そのうちに私の中から津野田先輩という存在が消えていった。
たまに思う。
またあの日々に戻ってみたい。一回だけでもいいから、一言だけでいいから、話したい。思い出すと、ついたくみにあたってしまう。でも、ある日また私はたくみに怒っていた。「なんで?なんであんなことしたの?」いつもなら「うん」しか言わない。だが今日は違っていた。
「なんでって?見てると嫉妬してしまうんだよ。いっその事、噂作って、離れさせようとした。」
何を言ってるのかわからない。けど、やっと口開いてくれた。
「なんで、嫉妬するの?」誰に対して、そう言ってるのか分からなかった。
「お前が好きなんだよ・・・・」
私は聞いてないふりをした。
意味が分からない。 聞いてないふり。
次の日も、聞いて無かった事にして、普通に過ごした。
でも私は気になってしょうがなかった。
私が中学に入って好きな人、出来た事なかった。
だって、ケン以外の男子とは、あまり話しかけない。
ケン。
本名は、石原拳矢。 名前の1文字を取った。
ケンとは、幼馴染み。毎日一緒。