待ってて
小さい頃から一緒。 いつも相談に乗ってくれる。
少し頼りない。
でも私にとって、大きな存在だ。


津野田先輩と話さなくなって5ヶ月たった。体育祭の練習。
津野田先輩は赤組の団長。
私も赤組。
なんで。
津野田先輩のこと、見たくない。
だって思い出してしまうから。
そんなある日、津野田先輩が
「おい!お前」
と誰かをよんだ。
私ではない。
そう思って歩いていた。
「おい」
と言って、私の肩を掴んだ。
私はびっくりした。 「なぁ、噂は聞いた。でも周りの目、きにしなくていいじゃん?いつも通り過ごそう。」そういった。

再スタート。
また、あの楽しい日々に戻る。
なんか、図書室に行くのが楽しみ。

また、この日々を失わないように。

もう二度と、この気持ちになりたくない。
一日一日を大切にしよう。
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