エスパー探偵
喫茶店に入ると、夕方のせいか店内は客がほとんどいなかった。

奥の喫煙席に座り、ルーシアに火をつける。

それと同時に立花が口を開いた。

「いや、わざわざ移動してもらってすいません。
警視庁内は、監視カメラだらけでしてね。
で、話はなんでしょう?
依頼内容はフロッピーに入れて、事務所に送りましたが?」

「俺の質問は三つだ。
一つは何故、俺に頼んだか?
二つは何故、超能力捜査課が動かないのか?
三つは、リスクの手掛かりが少ないので一つでもほしい。
それだけだ」
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