十三年記
はじまり
それは突然
それは必然??
いつもは部屋の片付けなどしない未里が、無性に整理したくなって本棚に手をのばした時だった。
「?」
並ぶノートの中に見覚えのないものをみつけて、彼女は本棚からそれをだした。
表紙には『十三年記』の文字。
どうやら日記帳のようだった。
(こんなノートあったっけ?)
未里はノートをひらいて、文字を目でおう。
「……!!」
その瞬間、未里はノートをとりおとした。
顔が青ざめ、足もガクガクと震えている。
「…なに、これ。」
そこには、確かに自分の文字が並んでいた。
しかし内容は信じ難い…否、信じたくないもので。
未里はそのノートを拾い、とっさに本棚に戻した。
それは必然??
いつもは部屋の片付けなどしない未里が、無性に整理したくなって本棚に手をのばした時だった。
「?」
並ぶノートの中に見覚えのないものをみつけて、彼女は本棚からそれをだした。
表紙には『十三年記』の文字。
どうやら日記帳のようだった。
(こんなノートあったっけ?)
未里はノートをひらいて、文字を目でおう。
「……!!」
その瞬間、未里はノートをとりおとした。
顔が青ざめ、足もガクガクと震えている。
「…なに、これ。」
そこには、確かに自分の文字が並んでいた。
しかし内容は信じ難い…否、信じたくないもので。
未里はそのノートを拾い、とっさに本棚に戻した。