十三年記

未里は早々に片付けを切り上げ、ベッドに入った。
まだドキドキがおさまらない。
普通なら、誰かのいたずらだろうと笑ってすみそうなもの。
しかし未里は、そうはいかなかった。
なぜなら未里の姉、亜未は只今入院中。
しかも癌で、明日をもしれない状況である。
ただそれだけに、この日記は1年後までは亜未は生きているという希望にもなった。
(とりあえず、これが本物か調べないとね…。)
未里は冷静を取り戻しつつ、眠りについた。
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