隣の山田君

結局、山田君の真相は分からないまま

私はヒロと一緒に帰った。


「もしさぁ、他殺だったら

 私達の命も危険なんじゃない?

 同じクラスメイトだし―

 中学生を狙った通り魔とか…。

 昨日も通り魔系がテレビに出てたし!」


想像力豊かなヒロが嫌なこと言い出した。


「ちょっとぉ!!

 この状況でその話は無しでしょー!!」


私の歩くスピードがいつもより速くなった。


「ごめん、ヒロ!用事思い出した―」


なんだか怖くなって

私はそのまま全速力で家まで帰った。。。




ヒロの馬鹿―


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