溺愛オオカミ
藤先生はいつものニコニコ顔に戻って
「じゃっそういうことで2人とも頼んだぞ~。特に桜田」
「……」
「返事は?」
「………あぁ」
「よし!じゃあHRはこれで終わり!また明日な~」
爽やかに去って行きました。
クラスのみんなは呆然・・・
そして、藤先生には絶対に逆らわないと心に誓った。
先生が出て行ってすぐに教室から出て行った桜田くん
「あき、掃除がんばってね」
「う、う、うん」
「大丈夫?」
「……みつき、私ダメかも…。だって桜田くんと2人っきりだよ??」
「ほら、いろいろ聞くチャンスじゃない?」