2番目の恋




「そうなんだ、Nanamiちゃんって色々隠してそう。」

「え?」

「俺、本名植乃木日向(うえのぎひなた)よろしく」

「俺…??トーン…え?」

「驚いた?コレが俺の本性。」

「私の名前は架廼魅宇」

「Nanamiじゃねぇの?」

「奈南実は私の旧姓だから…」

「結婚してんの?」

「いや、<<プルルル

「もしもし?え、わかった。うん。まって」
「どうしたの?」


「日向さん、入学の挨拶やりたい?」

「いや、やりたくねぇ。」

>パパ!響宇にやらせて!うん。」


「じゃあ、講堂に行こう」

「おぉ。」

歩きながら。.
「ひゅうがさんってやめろよ。日向(ひなた)でいいから。」

「え、でも。」

「俺も魅宇って呼ぶし。」

「あ、うん。日向って何組?」

「Aだけど、」

「私も!!一緒だね。」
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