2番目の恋



「魅宇ちゃん、顔ちっちゃいね」

前にいた、茶髪のチャラそうな男の子が話しかけてきた。

「そうかな?」

「うん?」

「多分、遺伝かな?ママも顔ちっちゃいし。」

「あー。たしかに響宇クンもちっちゃいよね。」

「うん‥そうだね。。」

「魅宇ちゃんさ、自由行動一緒にまわんない??」

「え‥?!?」

「いいじゃん!」

「駄目だと思うよ?」

< 45 / 77 >

この作品をシェア

pagetop