2番目の恋





入学式が終わり、出席番号順に座った。
私の前には響宇、響宇の隣は日向。

「って、、なんで響宇と同じクラスなの!??」

「オヤジがやったんだろ」

「双子って同じクラスでもいいんだね。」

「知らない。ってなんで日向がここにいんだよ。」

「出席番号順だもん。だから機嫌悪かったの?」

「よろしくね響宇くん。」

「よろしくしねぇもん。」

「日向、何話してんだよ。」

「あ、流希(るうき)、妃芽(ひめ)」

「日向の友達?よろしく。」

「……」

「妃芽…?」

「私、野々山妃芽。あなたは?」

「架廼響宇だけど…。」

「妃芽を響宇くんの彼女にして?」

「「「は…??」」」

「いいよ。よろしく妃芽。」

「「「はぁ…??」」」
< 5 / 77 >

この作品をシェア

pagetop