2番目の恋
入学式が終わり、出席番号順に座った。
私の前には響宇、響宇の隣は日向。
「って、、なんで響宇と同じクラスなの!??」
「オヤジがやったんだろ」
「双子って同じクラスでもいいんだね。」
「知らない。ってなんで日向がここにいんだよ。」
「出席番号順だもん。だから機嫌悪かったの?」
「よろしくね響宇くん。」
「よろしくしねぇもん。」
「日向、何話してんだよ。」
「あ、流希(るうき)、妃芽(ひめ)」
「日向の友達?よろしく。」
「……」
「妃芽…?」
「私、野々山妃芽。あなたは?」
「架廼響宇だけど…。」
「妃芽を響宇くんの彼女にして?」
「「「は…??」」」
「いいよ。よろしく妃芽。」
「「「はぁ…??」」」