永遠桜-とわざくら-
こおったわたしの心を
だんだん、とかしてくれるかのように
季節も変わり始めて、
あなたを想って二度目の春がきた。


また今年も、
桜のつぼみがついた。


わたしもこの恋
咲かせたいよ…。




「やっぱり好き…」

二度目の告白に困った顔をした。
そりゃそうだよね…。


「気持ちは嬉しい。
 でもおれもやっぱり
 あいつが好きだから…」

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