恋が生まれる瞬間
そして、なぜかその時期、中学生生活1番の絶好調期に入っていた私が、リレーの選手に抜擢されてしまったのだ。



楽しかった毎日が一転、キツイ練習はもちろん、初めてのプレッシャーに何度も潰れそうになりながら、当日を迎えていた。




大会当日は、前の晩眠れなかったのもあって、コンディションは最悪で、





容赦ない陽ざしと、トラックの照り返しの中、気を抜くとフラフラと倒れそうだった。
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