恋が生まれる瞬間
そうだ。杏子ちゃんはさっき鳴瀬君に告白するって言ってたんだ。

鳴瀬君がOKしてしまえば、私の気持ちは――



その時、私は笑って杏子ちゃんにおめでとうって言えるのだろうか……




再びシーンと静まり返る4人の空気。



「その時は…」

「うん…」


「たぶん、ものすごくショックで、笑ってあげられないかも知れない」
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