恋が生まれる瞬間
サーッと風がカーテンを揺らしている。

俺は足音を立てないようにそっとソファの横を通り、静かに窓を閉めた
コトンと物音がして振り返ると、未だソファーでグッスリと眠る戸田



そっと近づいて、半分床に落ちた毛布をかけ直す

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