恋が生まれる瞬間
まるで楽しい夢を見てる子供のように緩んだ口

寝ながら握りしめたマグカップは、この部屋で使う為と、自分の部屋で使うものと、俺の分の3つ買った


どの店に行っても子犬のようにはしゃぐ戸田の姿を思い出すと、フッと笑いがこぼれる


「まるで子供だな」



起こさないように顔にかかる髪を掬い上げる
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