恋が生まれる瞬間
ーーこのまま触れてるとヤバいな

理性が勝っているウチに離れないと、そのあとの自信はない。



うーんと一つ伸びをして、名残惜しいその場から立ち上がる。

コーヒーでも入れようとキッチンに向かおうとした時


「鳴瀬?悪いんだけどーーー
チャイムどころか、ノックもせずにドアを開けて上がり込む永田」
< 532 / 542 >

この作品をシェア

pagetop