恋が生まれる瞬間
「シー!」

慌てて駆け寄り、永田の口を塞ぐと、さすがに驚いた様子で動かなくなった。


そっと手を離すと、自分の足元にある戸田の靴に視線を移す


「あれ?もしかして戸田来てんの?」

「疲れて寝てる」


「はっ?お前昼間っからアイドル戸田になんてこと!」


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