MindFlower
私は心底嫌な顔をしても誘い続ける男。いい加減うざくなってると1人の男の影が映る。
「おい!やめとけや。この子まじでいやがっとるやろ。」
これが私と彼の運命の出会い。
「あ?なんだてめえ?」
急に怒り出したレオ。
「ええん?お前ごとき俺が出入り禁止にするん簡単やで。」
「まさか…おまえ!」
「そのまさかやなぁ…。じゃあな。お馬鹿さん。」
そういって冷たい笑顔の彼。レオは青い顔をして去って行った。
「かめへんやろか?」
「え?」
「あーすまんな。大丈夫か?」
「あ、はい。ありがとうございます。」
「良かった。俺ルイっていうねん。あんさん名前は?」
「…ルイ。」
「おっ!まさかの名前おなじやね。あんさん暇やったらいつでも電話しておくんなはれ。」
そういって彼は紙に書いたメルアドと電話番号を置いて私から離れて行った。