無理矢理☆キッス




「お待たせっ!待たせてごめんね?」


しばらくして先輩が小包をもって走ってきた。


「選ぶのに時間かかっちゃって………今度は石川が見たいとこ、みに行くか?」

「えっ………」


「よし!服見に行くぞっ」


先輩………私が見に行きたいと思ってたところに連れて行ってくれるんだ…


嬉しいけど、でも、


私にとってはその小包の送り相手が気になるよ………


誰宛なんだろう?



そんなモヤモヤした気持ちのままエレベーターにのって、私たちは洋服売り場に到着した。



「おっコレなんか石川に似合いそう。」


先輩に言われた服をちゃっかり試着してみちゃったりして…


たしかに結構似合うかもっ……なんてね?


こんなこと滅多にないんだから少しぐらいはしゃいじゃおう!








そうして数時間後、先輩とご飯を食べて、さいごに展望台に上ることに。


「キレーな景色………」

時刻は5時すぎ。 夕日がとってもきれいで………。


我を忘れて見とれてしまう。




「今日は本当にありがとな?石川。」
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