花火が消えるまでに




なんとか仕事を終わらせて先輩に渡した


「なんか遅かったな?」
「あ、すみません。間違えて裏面印刷してて…」


正直に失敗を話すと先輩は声をだして笑っていた


は、恥ずかしい…



「おい、富田。仕事中になに笑ってるんだ!」



突然私の後ろから、ちょっと低めな声がした

その声に私はビクッとしてしまう



…だって、この声って…







「あ、黒木部長」









好きな人の…声だから…

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