wish
直樹はまだ帰ってきていなかった。


なぜかガッカリする。


なんでガッカリしてんの?私!


別に直樹のこと好きじゃないし

アイツには彼女いるしッ!


・・・もしかして私好きになっちゃったのかな?

・・・ありえない!絶対ない!


そう自分に言い聞かせている私がいた。


変なことを考えていると

直樹のお母さんがたくさん料理を運んできてくれた。



「うわぁ~めっちゃ美味しそう!」


直樹のお母さんはすごく料理が上手い。


そしてバリバリに仕事ができるから


憧れの人でもある。


お刺身やサラダ、揚げ物など

いろいろあった。


直樹が帰ってこないから


私、弟、私の父、母、大樹、大樹の父、母


計7人で食べ始めることにした。


8時になっても直樹は帰ってこない。


どうやら直樹はおばちゃん(直樹の母)と喧嘩をしたらしい。


それでおばちゃんが「二度と帰ってくるな!」って言ったから


きっと直樹は帰ってこないんじゃないかってことになって


おばちゃんが直樹にメールした。


数十分後、直樹は無事に帰ってきた。
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