夢でいいから~25歳差の物語
教え、教わって。
笑い合って。
愛し合って。
時には誤解し合ってぶつかってケンカして。
そんなふうに出会ってからの7年間、私達は共に歩いてきた。
そしてこれからも2人で人生という名の旅を続けるのだろう。
25歳差の物語はまだまだ終わらないんだ。
未来のことは誰にもわからないけど、そばにいてくれる人がいればきっとそれだけで幸せなんだ。
それだけで生きる勇気がもらえるんだ。
「ねぇ、先生」
「ん?」
「こんな私だけど、この先も一緒だよね?」
「当たり前だろ。地獄の果てまで付いていってやるよ」
「怖っ。っていうか私、天国じゃなくて地獄行きなわけ?」
「冗談だ、冗談」
「もーっ」
私達は笑いながらカーペットに転げ合う。
夜はまだ始まったばかりだった。
「…」
私は隣で静かに眠る先生を見る。
相変わらず黒い絹のような先生の髪を弄りながら、私は幸せを感じていた。
夢でいいからって願ったことも幾度となくあったけど、やっと手に入れた愛。
その愛を私は永遠に、地獄の果て…ではなく天国まで持っていく気だ。
これからも色々なことが待っているだろうけれど、私は負けない。
先生が父親になったり、記憶を失ったり、とんでもないこともたくさんあったけど、ここまで頑張れたんだ。
先生と一緒ならどんな試練でも乗り越えられる気がする。
笑い合って。
愛し合って。
時には誤解し合ってぶつかってケンカして。
そんなふうに出会ってからの7年間、私達は共に歩いてきた。
そしてこれからも2人で人生という名の旅を続けるのだろう。
25歳差の物語はまだまだ終わらないんだ。
未来のことは誰にもわからないけど、そばにいてくれる人がいればきっとそれだけで幸せなんだ。
それだけで生きる勇気がもらえるんだ。
「ねぇ、先生」
「ん?」
「こんな私だけど、この先も一緒だよね?」
「当たり前だろ。地獄の果てまで付いていってやるよ」
「怖っ。っていうか私、天国じゃなくて地獄行きなわけ?」
「冗談だ、冗談」
「もーっ」
私達は笑いながらカーペットに転げ合う。
夜はまだ始まったばかりだった。
「…」
私は隣で静かに眠る先生を見る。
相変わらず黒い絹のような先生の髪を弄りながら、私は幸せを感じていた。
夢でいいからって願ったことも幾度となくあったけど、やっと手に入れた愛。
その愛を私は永遠に、地獄の果て…ではなく天国まで持っていく気だ。
これからも色々なことが待っているだろうけれど、私は負けない。
先生が父親になったり、記憶を失ったり、とんでもないこともたくさんあったけど、ここまで頑張れたんだ。
先生と一緒ならどんな試練でも乗り越えられる気がする。